かなり前にデータを作った「クリソベリル」ですが,高かったので注文していませんでした.
しかし,せっかく作ったので注文しようかと思い,ボタンを押しかけましたが,
アクリル材には緑色が無いことに気づき,またまた躊躇していました.
数日悩んで,結局は赤で注文し,昨日到着しました.(価格は5K\弱)

DSC00613のコピー


左は最初に作ったベニト石双晶ですが,クリソベリルは結構分厚い結晶だと判ります.
色的には,赤も半透明な感じが好印象ですが,この裏はサポート材が触れていたため
ザラザラ,デコボコしています.
本物の結晶にもこういうのが有るので,個人的には許容範囲ですが・・・



 2013_09_04


今日は、久々に3Dプリンターの話題です。
なお、3DプリンターやDanaの本のように同様の記事が多くなった場合は、
分類項目を追加して分離していますので、よろしくお願いします。

このところ、WebのニュースサイトでDMM.COMの記事が頻繁に出ています。
内容は知っていた事が多く「やっと気付いたのか君たち」と思っていたのですが、
初めて知った情報もありましたので、それについて紹介します。

そもそも3Dプリンターが話題になったのは、10万円前後で個人
向けが買えるようになったのが大きいと思いますが、DMMのセンタに
置いてあるのはビジネス用の1千万円以上する高級機でした。
また、DMMの場合はセンターが東京と大阪の2か所あるようです。
おやっと思ったのは、東京と大阪に置いている機器は同じだが、材料を
固定して稼働率を上げていたり、大きさによって同時に複数の模型を作って
いる事です。さらに、データのチェックと見積もり回答メールが約10分で
帰ってくるので、ここも自動化している様です。
これらによって、DMMの価格が他よりも安いようです。(えらい!)

ここから、ちょっと辛口コメントです。
高級機と激安機の違いは材料と積層ピッチで、例えば、私が試験的に
発注したベニト石双晶で用いたアクリルは安いプリンタでは使えませんし、
積層ピッチも数倍の差が有るみたいです。
したがって、結晶模型用途で個人用の激安3Dプリンターを使うには、
機能・性能面での進歩が必要で、まだまだ難しい印象です。

なお、DMMの現在の価格は、模型の体積(=プリンタ動作時間)に
比例しています。そこで、中身を少し空洞にしたデータ送ったところ、
見事にエラーになってしまいました。
結晶底面に穴を空ければ良さそうですが、ちょっと気に入らないです。
また、双晶の場合は2色にしたいのですが、DMMのプリンタでは
材料を石膏にして表面を着色したデータでないとできません。
石膏だと表面の滑らかさが無いので、これも気に入らないです。


色々な意味で、まだまだ発展途上の3Dプリンターですが、将来性十分で
あるため、今後も注目して行きたいと思っています。



 2013_08_05


思い切りハマったクリソベリルのSTLデータですが、
原因は計算誤差の蓄積による各結晶面間の隙間によるものでした。
計算誤差を少なくする改造を入れたり、頂点座標を自動で纏める処理を追加して
みたところ、多少は改善しましたが完全ではありません。
下の図はQuartz.exeのSTL作成画面ですが、時間がたつと使い方を忘れそうです。
ほぼ同様の機能を図鑑にも入れましたが、やはり隠し機能にしておきます。

ただ、普通の(2個の結晶の)接触双晶では計算誤差が蓄積していないためか、
エラーにならない様なので、日本式双晶などは問題ないでしょう。
先ほど、Ver5.05の実行ファイルをWebUpしたので、STLデータを作成したい方は
DLして、Ver5.04の実行ファイルを上書きしてください。


3dkaizen1.jpg

 2013_07_20


前回の2.STLデータの原点を補正する機能についても組み込みました。
ただし、使い方が面倒なので、隠し機能(見えないように)にしておきます。

3dkaizen.jpg


が・・・、改善前の移動して合体する場合も含めて、
何故か2つの立体のBoolean処理(統合/Union)が出来たりできなかったりします。
2つの立体が双晶面で接続する場合においては、考慮しなければならない
未知の問題が有るようです。
という訳で、思い切りハマっています。

STLファイルのエラーを自動修正するソフトが有るようですが、有料で値段も高いので、
何とか回避策を見つけ出したいです。(ちょっと時間が掛かりそうです)



 2013_07_18


昨日はクリソベリルの結晶模型を作ろうと考え、結晶データを作成してみました。
Dana6にあった結晶面と双晶面のデータで、結晶データは簡単にできました。

Chrysoberl_twin.jpg

これでは全体の1/3ですが、これを120°と240°回転して、3つを合成すれば
楽勝・・・と思いましたが、思い切りハマりました。
結局、以下の2つの問題が見えてきました。

1.接触双晶の双晶面とその近傍面のSTLデータにエラーがあり、Boolean処理ができない。
  原因を調べると、元々の結晶描画において面の法線情報に誤りがありました。
  これを修正するには、1~2週間かかりそうです。
  (⇒接触双晶のSTLデータ作成は、暫くお待ちください。)
2.上の結晶図のabc座標を見ればわかりますが、作ろうとしている結晶の中心が
  座標原点ではありません。したがって、3つの単純な合成ではクリソベリルの連晶はできない。
  たぶん、STLデータの原点を補正する機能が必要である。

仕方ないので、取りあえず単晶のSTLデータを60°ずつ回転して6個作成し、それらを合成して
以下を作成しました。ベニト石双晶と同じくらいの値段でしたので、1個くらい作ろうかな・・・

Chrysoberl.jpg

しかし、座標原点を調整するのに時間が掛かりましたので、2.の問題解決は必須と思いました。
誰でも使える形にするのは難しそうなので、取りあえず自分用に作りこみます。


<7/16追記>
 上記の1.は、思ったより簡単に終わり、修正完了しました。
 2.についても方法を考えましたが、これは結構大変そうです。明日から組み込んでみます。

 2013_07_16



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