3Dプリンター(その1)

Category: 3Dプリンター  

今日は、最近ニュースに良く登場する3Dプリンターの話題です。
4月にはデジタル鉱物図鑑の結晶図画面でも、3Dプリンターで使えるSTLフォーマットの
ファイルを出力できるようにしました。
実は、5月連休に、主要な3Dプリンター出力サービスに見積もり依頼していたのですが、
クランツ木製結晶標本並みの縦横5cm前後の大きさでは、どこも数万円の回答で、
安くなるには、あと数年かかると思っていました。

しかし、先週、あのDMM.COMで3Dプリンタの出力サービスを始めたのを知り、
早速見積もったところ、アクリル材で縦横5cmで6000円、4cmで4700円の回答が
(自動で)10分後に来ました。(石膏やナイロンならもっと安い)
試しに4cmで1個注文して、今日届いたのが下の結晶模型(ベニト石の貫入双晶)です。
これ・・・、想像以上の出来です。
表面に薄い筋が残っているのは、プリンタの積層ピッチがまだまだ厚い(0.1mm?)為で、これは
どうしようも無いと思います。軽く磨けば、良さそうですが私はこのレベルで十分。

色の自由度も、アクリルはクリア(半透明)、レッド、ブルー、ピンク、パープル、ブラック、
石膏はフルカラーと多いので、これはお薦めです。
ちなみに、チタンやシルバーでもできるらしいのですが、値段が1桁増えます。

<ちょっと情報追加します>
 黄鉄鉱の貫入双晶(4cm×4cm×4cm)を見積もったところ、アクリルで11,500円でした。
 ちなみに、ベニト石双晶は(4cm×4cm×2cm)だったので、価格は体積に比例する様です。
 やっぱり、まだ高いですね。ナイロンなら4,300円ですが、質感が思いっきり安っぽくなります。


なお、依頼する時には、以下に注意してください。
1.STLファイル拡張子は、何故か小文字(stl)にしないとエラーになります。(DMM.COM側の問題)
2.貫入双晶の場合、重複部分を除去しないとエラーになります。(他の3Dプリンタも同じ)
  方法を簡単にいうと、
   ①貫入する結晶Aと貫入される結晶Bを、別のSTLファイルに出す。
   ②3Dグラフィックソフトで、2つのファイルを読み込んで、
    結晶A+Bを統合したSTLファイルを作成する。
    なお、Blenderでの例は、以下のURLを参照してください。(Boolean処理というらしい)
    http://oz-log.blogspot.jp/2011/02/blender256.html


DSC00597のコピー

<7/11追記>
 写真の裏側は、サポート材の為に表側よりざらざらしています。それでも欲しいと思う方は、
 以下にベニト石双晶のstlデータの圧縮(ZIP)ファイルを置きましたので、
 ダウンロードして、解凍してstlファイルに戻してください。
 DMM.COM以外の出力サービスも有りますので、価格を確認してから注文してください。

 http://www.geocities.jp/teruo_noro/kinen/Benitoite_twin.zip



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 2013_07_09

Comments

No title 

野呂 様

すっごーい!
素晴らしい出来ですね。
素材も選べるとは!
ここまで来ているとは知りませんでした。
感動しました!
MM  URL   2013-07-10 09:45  

No title 

MM様

写真の裏側がサポート材の為か、少しザラついています。
それ以外は十分な出来です。後は値段!!

なお、この模型をc軸から見ると、面白い光の屈折を示します。
拍手が多くなったら、stlデータを公開しましょうか?

野呂  URL   2013-07-10 18:19  

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