「福島第一原発メルトダウンまでの50年」を読んで(その3)

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まず、本の記述を中心に事故発生時の問題点を簡単に整理します。

最初は、原発建設当初の設計思想についてです。
ECCSのHPCIは、原発がスクラムして停止した直後の冷却を目的としています。
米国NRCでは、スクラム後にECCSとRCICを同時起動する運用規定で、
最初はECCSのHPCIで冷却し、低圧になったらRCICに引き継ぎます。
福島第1でも、1979まではECCS運用訓練の記録があります。

では、何故あの時、使用しなかったのでしょうか?
本では、運用規定が途中で変更されたらしい事を指摘しています。
ここからの本の内容は、買って読んでくださいね。


私は本の指摘はほぼ当たっていると思うのですが、著者の思想は
「最初の規定を何故、使わなくしてしまったのか。それを
やっていれば、事故は起きなかったのに。」に見えまして、
そこは違和感を覚えました。

私には、①運用を変更した理由の深堀が足りて無いように見えますし、
②憲法論議の様な「変更はまかりならん」的な印象を受けました。
これは、私の誤解かもしれませんが、①②についての私の持論は
「悪かったら直して走り続ける」なので、しょうが無いかもしれないです。

さて、ここからは私が調べたWeb情報などをミックスして運用を変更した
理由の深堀りを行います。
Webによく登場するのは、2001年の浜岡原発で発生したECCS作動試験中の
蒸気圧縮系の配管破断(配管内で水素爆発が起きた)事故です。
原因は、配管形状が間違っていた?ために水素が溜まる構造になっていた様ですが、
この浜岡原発での対策が迷走していくように思います。

下図は、以下のURLを参照しました。
浜岡原子力発電所1号機余熱除去系配管破断事故 (02-07-02-19)

Hamaoka001.gif
Hamaoka002.gif

下図は、以下のURLを参照しました。
浜岡原発事故の警鐘

浜岡3

浜岡4

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 2016_04_24

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