陶磁器の結晶?

Category: 鉱物結晶図鑑  

先日、BSのNHKで、タイのセラドン焼きの窯元が経営不振に陥り、
対策として日本の有田焼の窯元から技術協力を受けて新しい焼き物に
挑戦している内容の報道がありました。

まず、タイのセラドン焼きですが、セラドン石というのを思い出しました。
デジタル鉱物図鑑で調べると、伊豆半島のやんだ海岸で沸石と一緒にとれる
緑色の鉱物でしたが、陶磁器の方はもう少し淡い緑色でした。
まあ、こっちは興味なくて記憶がほとんど飛んでいます。

私が興味を抱いた新しい焼き物の名前は、salaと呼んでいまして、
陶磁器上に放射状の結晶が見えました。
これは面白いと思って調べてみましたが、Web上では売っていないようでした。
(まだ、量産できていないのかなあ・・・)

そこで、日本の窯元の真右ェ門窯さんのHP(以下)を調べたところ、似たようなのが見つかりました。
http://www.sinemon.com/index.html

sinnemongama001.jpg


おおっ、これは・・・と思うのは、私だけではないでしょう。
デジタル鉱物図鑑で、絞り込み条件の晶相に「放射状」と入れて検索すると17種出てきますが、
その中のアルチニー石や銀星石にそっくりです。

上の写真ではちょっと色が足りないのですが、同じ商品を販売している別のWebが複数あって、
その中のJTOPIAさんのHP(以下)に以下の写真がありました。
http://www.jtopia.co.jp/s-mcas.html

sinnemongama002.jpg


早速、注文して昨日ようやく届きました。よく観察すると、以下の3層構造になっています(たぶん)。
・放射状の結晶(白色)
・釉薬(青色)
・釉薬(コーティング用の透明)

HPの内容を読むと、以下の文言があります。

 真右エ門(馬場九洲夫)は、窯変技法において日本を代表する作家です。
 「窯変」とは焼成中に土や釉薬に含まれる成分が化学反応を起こし、
 独特の色彩や結晶、結晶を生む現象の事を言います。
 その天然自然の美は宇宙の神秘にも例えられます。

あの有名な、「窯変天目」の親戚みたいですね。
問題があるとすれば、美しすぎて、これでコーヒーを飲む気にならないことでしょうか?
暫くは、眺めて楽しむことにします。


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 2015_06_28

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