デジタル鉱物図鑑について(その2)

Category: 鉱物結晶図鑑  

前回は普通の使い方を紹介しましたが、今回はちょっと変わった使い方を紹介します。

1.元素や分子、化学式の一部での検索
  ①放射性鉱物好きの人は、U、Y、Trなどで検索すれば全部出てきます。
  ②以前、モニタアンケートを約100人取った時に、陶芸家の方が3人もいました。
   おそらく、釉薬の候補として、ある元素(Vとか)に絞り、それを含んだ鉱物を
   探す目的が有ったのではと思います。
   私自身も、会社の業務で、ある元素で検索したことが複数回あります。
  ③特別な元素を多く含む産地では、新鉱物が発見される可能性が高いです。
   例えば、布賀(B)、川俣町(Y)、肥前町満越(Nd、La)では実際に世界新産鉱物が
   発見されています。そこで、採集前にそれらの元素を含む鉱物を全部検索して、
   事前情報とすれば、見逃しは少なくなると考えられます。

  上記③の場合も含めて、レアな鉱物については写真もなく情報も少ないです。
  そこで、メニューの「Web活用」⇒「「英名」で記述の鉱物をxxxx検索」により、
  Web情報を得る事ができます。例えば、私も良く利用する mindat.org では、
  今のところ英名と産地名でしか検索できないので、デジタル鉱物図鑑で細かな条件検索を
  実施して得られた鉱物名で、mindat.org等から補完情報を得た方が効率良いです。

2.産地名での検索
  ①採集に行く前に、その産地の主要な鉱物を調べておけます。
   ただし、産地名は写真情報からしか抽出していないので全部は出てきません。
  ②(内緒ですが)鑑定練習で産地名がヒントで出た場合は、ズルができます。

3.蛍光ありでの検索
  学校や同好会などで、手っ取り早く蛍光鉱物を知りたい場合、重宝します。
  ただし、この情報は不正確な場合が多く、蛍光ありでも蛍石の様に産地により蛍光しない場合
  もあります。
  また、蛍光なし/データ無しであっても蛍光する場合があるので、不明鉱物の絞り込みに使う
  ときは注意が必要です。

4.結晶の大きさで検索
  採集した結晶が大きい場合は、絞り込み効果が高いです。反対に小さい場合は、もっと大きい
  結晶が存在する可能性が有るので、絞り込み条件には使えません。

5.鉱物鑑定士8、7、6、5、4級での絞り込み
  受験前の練習に使っては如何でしょうか?私は落ちると恥ずかしいので受けませんが・・・

6.検索結果リスト中の方解石を選択して「選択している鉱物のデータで検索条件1を設定」ボタンを
  押すと、「詳細タブ」内のSQL文(検索条件文)は以下になります。
  このまま検索しても方解石しか出てきませんが、条件を少しずつ変更すると、方解石に性質が近い
  鉱物が検索できます。例えば、一番下の蛍光ありを削除すると方解石も入れて9種ヒットします。
  暇なときに、結構遊べます。

Select * From 鉱物DB Where
(
[光沢_亜金属] Or [光沢_非金属]
)
And
(
[劈開_あり]
)
And
(
[外観色_修飾_桃] Or [外観色_修飾_黄] Or [外観色_修飾_茶] Or [外観色_修飾_白]
Or [外観色_修飾_灰]
)
And
(
[条痕色_修飾_白]
)
And
(
(3 <= [硬度_最高] And [硬度_最低] <= 3)
)
And
(
(2.7102 <= [比重_最高] And [比重_最低] <= 2.7102)
)
And
(
[蛍光_あり]
)






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 2013_06_12

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