測角のすすめ(その6)

Category: 鉱物結晶図鑑  

単円反射測角器を作って、測角してみました。
想定していた事とは、色々違っていたので、つらつら書いてみます。

まず、(その1)で紹介したロータリーテーブルですが、
 ・7Kgはやっぱり重い
 ・3万円は高い
 ・回転が遅い
という問題が有ります。
3番目は、面の反射具合を見るときにぐりぐり回転してみたいのですが、
ロータリーテーブルでぐりぐり回すのは無理という事です。
そこで、色々調べたところ、回転ステージというのが有りました。(下図参照)

回転ステージ

これは、手での粗動と、マイクロメーターでの微動を、ネジ(写真中央)で切り替えられるもので、
定価は3万円位ですが、安い中古がオークションに出ていました。
早速入手してみると、粗動の回転が固く、直そうと弄っている内に完全にロックしてしまいました。
色々と分解(破壊?)した結果、粗動をスムーズにするには微動をあきらめるしかなく、
結局360°表示の円柱盤を買ったようなものです。
(ただし、この後に回転精度を求めても仕方ない事に気付くので、結果オーライでした。)

回転ステージは中心に穴が開いているので、プラ版をネジで取り付け、中心に粘土を
盛って結晶をセッティングしました。(その3)で示したカメラと点光源も用意しました。
カメラは、NEX-6と30mmマクロレンズを用い、マニュアルフォーカス+デジタルズームで、
小さな結晶でもかなり大きく見えました。点光源もまあまあでした。

唯一の問題は、結晶のセッティングでした。
中心軸と稜線を合わせるのはほぼ不可能で、平行にするのが精一杯でした。
この状態で測定すると、精度は予想以上に落ちてしまいますので、
精度を求めるにはセッティングの方法について改善が必要です。
まあ、私は接触測角器並みの精度で良いので、取り敢えずラフに取り付けて測定してみます。

この測角器で、最初に面白い結晶を測定したので、次回はこれを紹介して終わりにします。



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 2014_09_13

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