ダイアモンドの結晶図に挑戦(その6)

Category: 鉱物結晶図鑑  

ここでは、今回の試行錯誤で気付いたことを、少し補足したいと思います。

最初は、{321}立体についてです。
私はこれまで等軸晶系・立方晶系において、ミラー指数{abc}で構成される立体で、
a≠bの場合には面が8面あり、隣り通しの面角は同じと思っていました。
しかし、今回の試行錯誤の中で面角を計算してみると、下図の面NO1-4間、1-5間の面角は
それぞれ 54.238°と18.549°であり、全く違っていました。

Diamond0718005.jpg
Diamond0718006.jpg


つまり、錘面が波打っている様です。この事は、底面(-c面)との稜線(外側の線)を見ても良く判ります。
結果として、錐面が2等辺3角形にはなりません。

今回はパビリオン部で、{2.414, 1, 3.2}の錐体を作成しましたが、これによって下図の面NO1-3間、
1-5間の面角はそれぞれ 28.016°と28.012°になり、ほぼ同じになりました。
もちろん、実数のミラー指数は自然界には無いので、こういう鉱物結晶は無いと思います。

Diamond0718007.jpg
Diamond0718008.jpg


書いておきたい事がもう1つあるので、あと1回で終わりにします。
(その7につづく)



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 2014_07_20

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