ダイアモンドの結晶図に挑戦(その5)

Category: 鉱物結晶図鑑  

今回は、パビリオン部の作成過程を説明します。
以下は3Dデータのパビリオン部ですが、面の方向①②③はクラウン部と同様です。

Diamond0718004.jpg

つまり、①方向の2面あるミラー指数は(1,0,Z1)と(1,0,Z2)となります。
次に、②方向に2面あるミラー指数は(1,1,Z3)と(1,1,Z4)となります。
Z1-Z4は、実数になります。

①に近い③方向のミラー指数については、(2.414, 1, Z5") となりますが、
クラウン部と違って、こちらはこの数字で周囲の面との面角がぴったり合いました。

この様して、クラウン部と同様に全ての面を人手追加した後に、Z1-Z5"を微調整して
c面との面角を合わせ、しかる後に各面の大きさを、面の成長速度比(Gr)で調整しました。
最後に、c軸の値をマイナスにして、結晶面を下部に持って行き、最終的にはクラウン部と
合体しました。

さて、このパビリオン部は、本当のブリリアンカットと、かなり異なります。
なので、下図(再度掲載)の様な面にならないか、色々と試行錯誤しました。

Diamond_pavilion.jpg

しかし、何度やってもうまく行きません。
それもそのはず、細長いひし形と3角形の面角はマイナスの値で、境界部分は凹部です。
つまり、これは凸立体ではありません。
私の結晶プログラムでは、頂点抽出のアルゴリズムにより、凸立体しか描画できません。
なので、残念ですが、この形態の描画は諦めました。
(その6につづく)


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 2014_07_19

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