日曜日の情熱大陸で,自称ココアハンターの日本女性が紹介されました.
「リケジョ」さんでは無いのですが,その考え方が素晴らしかった.

ココアハンターとは,自生している新種のココアの木を探して,それを
現地の人に栽培して貰い,それを購入して,世界のパティシエを通じて
消費者に届けるという,言わばココアビジネスのコーディネーターでした.
栽培するところは現地の人にお願いするので,現地の方との暖かい人間
関係が重要で,そういったところは日本人向きかと思いました.


さて,これを鉱物に置き換えてみると,採集したらもう再生はしないので,
鉱物ハンターは,ある意味「略奪者」になってしまい,残念ながら現地の
方との暖かい関係は望めないですね.
鉱山労働者として雇う事が精一杯で,自然を敬う現地の人とは敵対必至です.


私は採集よりも,パソコンの中の仮想空間で結晶を弄る方が好きなのですが,
一般の人には難しく見えるらしく,結晶プログラムは不評でした.
現在でも,結晶プログラムを使える人は私以外には,数人しかいません.
平面展開で結晶模型を作れるようにしたのは10年以上も前なのですが,
これを子供たちにPRする機会も無く,大人には不人気な機能と思っていました.

本で平面展開図を多用したのは,最初は模型が作れるようにと思った為ですが,
途中で結晶形態を把握し易い事に気付きました.大胆に大規模にやると,
別の面が見えてくるものですね.

昨年は,結晶模型を3Dプリンターで試験的に作成したのですが,まだ高価です.
以前書きましたが,表面に写真並みの印刷をすれば,本物に見える巨大な結晶も
手に取って見れるので,そういう日が来ることを期待しています.


妄想ですが,もう少し科学が発展すれば,任意の鉱物を小規模生成できる鉱物樹
の様な生成装置が出来ると思っています.
ただし,金などの高い元素は使わず,安い元素で構成される鉱物(Si,O,Al,Mg等)
で,温度と圧力を制御して生成する装置を推定しています.
これを,現地に置いて,現地の地中深くから材料を吸い上げて生成できれば,
ココアビジネスと同じような事が出来るかもしれません.

「わざわざ現地に置く必要ないぞ」という突っ込みが聞こえますが,パライバ
トルマリンの様な色合いは,現地の土中に含まれる不純物が関係している可能性
もあり,そうであれば現地での生成に意味が有ります.
なによりも,現産地で生成した事には何らかのプレミアが付くと思います.
唯一の問題は,それまで生きていそうに無い事です・・・・



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