とりあえず、私のところに届いているご意見を以下に紹介します。
ちょっと誉め過ぎの部分も有りますので、少し差し引いて読んでください。

・良く出来ていますね、結晶の展開図 イメージが湧きますね。
・大変分かりやすく立派に出来ていて感心しました。
・鉱物の種類は少ないとはいえ,結晶の形態に重点を置いたこれまでにない内容で,非常に新鮮に感じま
 した.前半の部分は,まさに鉱物の「結晶」の図鑑で,鉱物の結晶を理解する上で,非常に役立つもの
 になっています.そして,図鑑として実物の結晶と対比して同定するのに役立つというだけでなく,
 結晶模型の作れる展開図を加えるなど,立体的な結晶を捉える観点からも,面白いと思いました.
・鉱物写真と結晶学の要素がバランスよく網羅されていて、今までにない鉱物図鑑になっていると思いま
 した。鉱物好きの方ならかなり楽しめそうです。写真ばかりの図鑑に飽きてきた方にはとくによさそう
 です。
・最初、展開図を入れると伺ったときは一時、奇異な感じがしたのですが、本を見ると意外にマッチして
 いて、ユニークな特色になっていますね。
・美しい鉱物写真と結晶展開図だけでなく、対称性などの専門的な内容も含まれるので、後輩などにも勧
 めてみます。
・良いできですね。作者さんの思いがこもった本とおもいます。
・鉱物の結晶の美しさ・不思議さでとりこになっても結晶図となかなか頭の中が同期しないマニアが多い
 と思います。結晶図の面指数の話をするとひく有名なコレクターを何人も見ていますから、この図鑑は
 フィットしていますね。
・内容、写真とも素晴らしい出来で、読みごたえがある。ビギナー、ベテラン問わず多くのファンに愛読
 されるでしょう。
・鉱物標本の横にその鉱物の結晶図が載っていて今までにないわかりやすい本ということで、参加者の
 みんなが購入したいとの事でした。
・鉱物結晶図鑑買ってしまいました。まだパラパラとめくってみただけですが、最近石関係の本は色々
 でていますがあまり面白いものがありませんでした。久々にちゃんと読んでみようかな、と思える本
 のようです。善財さんのホームページでは中学生向きとのことでしたが、なかなかどうして読みごたえ
 がありそうです。<--著者注:最初は子供達にも読んで欲しいなと思いましたが、作っている内に
                マニア向けのクオリティになってしまいました。すいません。



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 2013_05_29


本日までに製本が完了しており、今日見本を確認しました。
なかなか、良い感じに出来上がっていました。

ただし、配本は徐々にらしく皆様の目に触れるのは
やはり6月初旬ではないかと思います。
紀伊国屋さんから注文が入ったらしいので、
新宿のミネラルショーでは会場で買えると思います。

5/22現在では、以下のURLに出てきましたが、まだ予約注文のところもあります。
やっと、Amazonにも出ました。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4486019784/
http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/9784486019787/i/
http://www.7netshopping.jp/all/search_result/?kword_in=9784486019787
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032927489&Action_id=121&Sza_id=LL
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784486019787



 2013_05_20


これは、国内で購入したインド産の中沸石です。
購入時にルーペを持っておらず確認しなかったのが失敗の原因ですが、
これだけの結晶が集合していて頭付きが1本もありませんでした。
形を整形しているのではないかと疑いたくなります。

12月の池袋ショーでも中沸石を探しましたが、あれは取り扱いが
むずかしいらしく(手持ち必須?)1個しか売っていませんでした。
結晶は立派だったが、めちゃめちゃ高かったので、拝見だけさせて
頂きました。

仕方ないのでインドから取り寄せたのですが、何故か中国経由になった
為に通関で停滞し、おまけに梱包のいい加減さで届いたときにはバラバラに・・・
バラバラの結晶の頭をチェックして、使えそうな20本(だったかな?)の
撮影を善財さんにお願いしました。

IMG_3599のコピー

 2013_05_19


次に結晶学のはなしについてです.
こちらも,一般向けの鉱物本としては,初めての試みが有ります.

一般的な鉱物本では,7つの結晶系とブラベー格子の表面的な説明に留まるものが殆どで,
まれに32晶族の定義やステレオ投影図が載っていても説明が殆どありません.
説明が有っても難しい数式が沢山出てくる場合が多く,結晶は好きだが結晶学と聞いただけで
避けてしまう鉱物マニアが沢山いる様です.

そこで,本書では,①結晶の形を鉱物の同定に役立てる,②結晶の形の不思議さに興味を
持ってもらうことを主なテーマとし,32晶族の定義とステレオ投影図の説明にかなりの
ページを割きました.
主な,試みを以下に列挙します.


1.結晶面の対称操作として,点対称・面対称・回転操作を細かく説明
2.ブラベー格子についても全晶系について詳述しましたが,ここまで説明した本は見かけ
  ませんでした.ただし,これは32晶族とは関係ないので付録にしました.
 (鉱物学ではなく化学系の学生が読んでも為になる内容と思ったので付録に残した)
3.面の対称操作の組み合わせとして,32晶族を難しい群論を使わずに導出した.
  ただし,ここは説明が最も難しいので,判った気になってもらうレベルです.

ここまでは,読み飛ばしても良く,以下4.5.6.が本書の中心部です.

4.32晶族の定義を表にまとめた.(こういう表で,正しそうなのが少ないです)
5.32晶族に対応するステレオ投影図について,ステレオ投影図の作成過程も含めて示した.
  この過程で,32晶族の定義表も理解できます.
6.{321}面で構成される結晶をc軸から見た結晶面と,ステレオ投影図の一般点が、全ての
  32晶族について対応することを示した.
  視点が同じなので対応すると考えたが,本当にきっちり対応します.
7.コンピューターによる結晶図作成方法を紹介
  若い世代の方には興味がわく内容と思う.ここで使ったプログラム(約800行)を付録に記載し,
  Webでも公開する.なお,結晶描画ソフトの中心部も同様のプログラムだが,色々機能追加されて
  いて約2万行になっている.
8.正多面体のおはなしを記載


以上の事を,難しい数式をほとんど使わずに,図と表のみで説明しています.
従来の鉱物本とはかなり異なるので,こちらも突っ込みどころ満載です.
暖かい目で見て頂ければ幸いです.



 2013_05_11


ここで,鉱物結晶図鑑の特徴について記しておきたい.
まずは,図鑑部について説明します.

1.図鑑部は結晶の形MAPを骨格にして,決められた形の順に説明している.
  これは,数年前に鉱物同志会の山田副会長からデジタル鉱物図鑑用に頂いた,約1000種の
  結晶の形データを組み込んだ事がヒントになっている.ベテランでも結晶形で同定することが
  あることを知り,うれしくなった.過去には,クランツの結晶形態標本が600種以上存在して
  いたらしいので,形による分類が完全否定されることはないとも考えた.
  また,この図鑑では当初から,主として小さな子供や小・中・高生をターゲットに結晶の形に
  興味を持ってもらいたいと考えていた.
  これらの事から,鉱物図鑑は一般的には化学分類順に並べるのだが,あえて禁を犯している.

2.1鉱物あたり見開きで2ページ割いている.
  DNAを持つ植物や動物と違い,1つの鉱物の形の多様性を考えれば2ページでも少ないと考えた.
  しかし,筆者の知識や所持している標本では,水晶と沸石以外は書くネタにこまるので,
  2ページに止めた.

3.結晶図を比較的大きなサイズで掲載している.また,結晶写真とそれに対応した結晶図を
  ペアで並べ,結晶の形を把握しやすくしている.

4.結晶模型を作れるように,また結晶面の形を正確に把握するために,結晶の平面展開図
  (法線方向から見た面の集合体)を掲載している.

5.見開きページの右下は,結晶のバリエーションコーナーにして,おもしろい形の結晶写真や
  結晶図を配置した・
  また,結晶トリビアのページを約30頁散りばめ,結晶形に興味を持ってもらえそうな
  記事を掲載した.


色々な意味で,これまでにない図鑑ですが,ある意味突っ込みどころ満載です.
暖かい目で見て頂きたい.


 2013_05_11


今後の予定です.書店に出るのは5/24みたいです.

・カバー及び帯(5/7)
・刷了(5/14)
・製本出来上がり(5/17)
・見本(5/20)
・配本(書店 5/24)


Amazonで検索しても,まだ出てこないですが,出版元の以下のURLに載っていました.
http://www.ajup-net.com/bd/isbn978-4-486-01978-7.html



 2013_05_10


このネタは,まだまだ尽きません.
内容がほぼ固まったある日,原田さんから「この写真,方解石が邪魔だよね」とのご指摘が・・・
塩酸除去は忍びなく,除去してもきれいな結晶が現れるとは限らないし,
結局,同じ産地の別の結晶を買いに練馬に出かけました.


Danburite.jpg

 2013_05_09


本書の出版に協力していただいた方々(敬称略)をご紹介させていただきます.
お陰様でやっと出版に漕ぎ着ける事が出来ました.改めて御礼申し上げます.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
写真及び編集協力
 善財一*:鉱物写真家(鉱物読本シリーズの撮影,東京ミネラルショー特別出版物・
     ガイドブックの撮影,石ふしぎ大発見展京都ショーにて鉱物写真展開催等)
     /日本鉱物科学会会員
編集協力
 原田明*:アマチュア鉱物研究家( 現在までに日本新産鉱物6種類の発見がある)
     /日本鉱物科学会会員

協力者紹介
 高田雅介(高田クリスタルミュージアム館長):
  ペグマタイト03-3(60) に掲載された筆者投稿原稿の一部を本書に掲載することを
  快諾頂きました.また,本書で使用した結晶データ作成時に「ペグマタイト創刊
  号~100号」「岩石鉱物科学34」掲載の格子定数等を参考にさせて頂きました.
 門馬綱一:千葉石の写真を提供頂きました.
 川崎雅之:トラピッチェ・クオーツに関する資料を提供頂きました.
 濱崎和博:一部の標本を提供頂きました.
 島田義之*:本書執筆時に利用し本書内でも紹介している,「デジタル鉱物図鑑」
       の開発全般に尽力頂きました.
 以下の方々には、( )内の標本を撮影させて頂きました.
   橋本悦雄(緑柱石,鉄電気石),石川清治(トパズ),江坂力(燐灰石,蛍石)
   田邊満雄(放射状の逸見石),藤原由輝(桜石)
 以下の方々には、一部の写真(写真下に「○○撮影」と表示)を提供頂きました.
   加藤伸一*,林田大*,高野達三*,清水千恵子

 *:鉱物データベース作成のため結成の鉱物鑑定WG(ワーキンググループ)メンバー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

監修の松原先生からは,全般にご指摘いただき修正しましたが,善財さんと原田さんにも間違いや改善ポイントを沢山指摘して頂きました.
善財さんには,特に結晶学のはなしについて「良く分らない」との指摘を沢山頂き,最初の内容から2回ほど大変更を行いました.お蔭さまで,誰が読んでもわかる内容になったと思います.
原田さんには,上記協力者の方々からの貴重な標本借用も含み,標本の提供で大変お世話になりました.
したがって,本書は3人の合作みたいなところが有ります.

 2013_05_05


田野畑駅の左下に書いてあった,はげましの言葉です.
こちらの心も温まります.


DSC00529a.jpg

 2013_05_05


田野畑駅が綺麗になっていました.名前も「カンパネルラ田野畑」に・・・
カンパネルラは,宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」に登場する人物です.
桜の花びらの形に見えるように書かれている文章には,復興への励ましの言葉が熱く書かれています.
下の2か所しか気づかなかったが,上にも3か所有ったのを写真を見て気づきました.
5月現在は,三陸鉄道北リアス線は,久慈(写真の右方向)と田野畑間が復旧していました.

国土交通省が設置した過去の津波標識を見ると,津波は駅(海抜20m)の直前まで迫っていた様です.


DSC00518のコピー

 2013_05_05


5月連休に岩手県に行ってきました.
最初に立ち寄ったのは陸前高田市でしたが,家々が流された後の広大な土地を見た時には,
(想像はしていましたが)ショックを受けました.

写真はテレビで何度も見た一本松ですが,これがなかなか見つかりません.(立ち入り禁止だし)
これは,やっと見つけた対岸からのショットです.その向こうの堰堤は,新しい防潮堤です.
復興のシンボルなので,載せておきます.

海岸部の防潮堤は盛大に工事中でしたが,防潮堤以外はまだ建設されていないように見えました.


DSC00344のコピー

 2013_05_04


やっとデザインが決まりました。これを目印に本屋さんで探してください。
残っている作業は、帯の宣伝文句だけになりました。


cover1.jpg

 2013_05_04



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